2009年度グッドデザイン賞1次審査をパスしたTO-GENKYO「腐る食品表示」。食品の有効期限を直感的に視認できる新しい仕組みです。
▼腐る食品表示(グッドデザインエキスポ2009)
文字による消費期限は偽装が容易で信頼性に限界があります。その課題を解決するために、食品が傷む際に発するアンモニアに反応し、変化する食品表示を提案します。食品が食べられない状態になると、バーコードが模様で読み取れなくなり、売買できなくなります。鮮度が直に反映されるため、偽装が難しく信頼できます。
また、直感的に鮮度を認識できるように、時間の象徴である砂時計をモチーフにしました。従来の食品表示では表現が困難だった「食品が傷む過程」を視覚化することで、生活者と食品との新たな関係性を築きます。
食品スーパー側からしたら導入したくは無いが普及して欲しい表示システムですね。
▼プロフィール(TO-GENKYO)
2004 京都精華大学在学中に弘田猶樹、井尻雄己、高橋孝二によるデザインチームTO-GENKYOを結成
現在、30歳前後。最も想像力が働く時期なので注目です。
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